組場の椅子
組場で長年、のり拭き時のばけつ置きとして活躍しているR+Rチェア(板座Ver.)
本業のバケツ置きの傍ら、休憩時には本来の椅子としても使われています。
背もたれも持ちやすく、ひょいと動かすのに便利です。
ばけつ置き、椅子、持ち運びしやすいの三つの理由が組場のぴったりなのでしょうか。
組場で長年、のり拭き時のばけつ置きとして活躍しているR+Rチェア(板座Ver.)
本業のバケツ置きの傍ら、休憩時には本来の椅子としても使われています。
背もたれも持ちやすく、ひょいと動かすのに便利です。
ばけつ置き、椅子、持ち運びしやすいの三つの理由が組場のぴったりなのでしょうか。
長年NCルーターの吸着台の蓋として活躍する合板。
KAKInoISU?、ENNE?と思われる加工の痕跡が残っています。
今となっては誰も気に留めることのない痕跡。
虫の目線で見るとナスカの地上絵のようにも見えそうですね。
積み上げられた抽斗、ではなく4110の座枠。
調べてみると抽斗(ひきだし)は中国が由来だそうですね。
”抽”は抜き取る、”斗”は四角い升、2つの漢字を合わせて引き出しという意味になります。
4110の座枠の話、ではなく抽斗の話でした。
高周波プレスの組み立ては部材に囲まれての作業だ。
ここには工場の各所で加工を終えた部材が一堂に会する。
組立てを終えると何となく製品の形を得て、仕上げの加工場へと運ばれていきます。
11月15日。
イタリア・ミラノよりInoda+Svejeさんがワークショップのため来社されました。
あらゆる角度から形状と構造、座り心地の検証を行い形を変えてゆく一次試作。
変貌を遂げた試作品は分解、パッキングをしてミラノにお持ち帰りです。
二次試作、そして完成に向けて大きな一歩を踏み出す一日でした。
enサイドテーブル仕上げ組。
きれいに仕上がった天板に脚が取り付けられます。
それにしても組場の仲田さんの動きはいつもきびきびスピーディーだ。
試し取りを仮組して微調整を加える。
この微調整が椅子の成立には不可欠です。
静かに機械と向き合うNC担当者の頭の中をのぞいてみると
「xマイナス方向に0.2㎜、yプラス方向に0.4㎜、zはそのままで……」
という独り言が繰り返されています。
晩秋、冬隣というように季節は秋と冬の境目で朝晩はすっかり冷えてきましたね。
おとしもの展が遠い記憶のように感じる今日この頃です。
さて本日は掲載誌のお知らせです。
この度、CONFORT12月号に掲載していただきました。
9月に開催したデザイナーたちのおとしもの4を内田みえさんが静かな語り口で紹介して下さっております。
書店で見かけられた際は是非ご覧ください。