虎視tonton
「ぐいーんと曲がった無垢材。なんだろうこれ?」
これは薄くスライスした木の板を曲げた状態で成形したもの。
工程も多いし曲げるのも結構大変。
でも曲げたらガッチリ強度です。
ここしばらく 木取&曲げ場のタッグが沢山 曲げて作ってくれていました。
「こんな風にスライスしてるんだなぁ。」
そうして木取場からのバトンタッチを受けて
現在 木地場では機械加工が進んでおります。
「んん なかなか大きいな。もしかして大きめの椅子かしらん。」
他のパーツを見ていると特徴的な接合部を発見。
「この感じ なんだか小泉さんっぽいぞ!」
というわけで正解はデザイナー小泉誠さんのtontonでした!
現在加工が虎視眈々と いや 虎視tontonと進められています。
tontonは当社としては珍しいロッキングチェアで
子供を寝かしつけるというのが この椅子のデザインの素。
名前の由来も 赤ちゃんの背中をトントンとして
寝かしつけるときの音からきています。
赤ちゃんを寝かしつけるのって 抱っこしたままじゃないと
寝てくれない子もいたりして 抱え続けていると重たくて
そういう意味でも結構大変そうです。
親子が安心してくつろげる そんなロッキングチェア。
寝かしつけているうちに 大人もウトウトとしまいそうですね。