バックナンバー 2024年3月

虎視tonton

2024年3月28日 by hirata-

「ぐいーんと曲がった無垢材。なんだろうこれ?」

  

  

これは薄くスライスした木の板を曲げた状態で成形したもの。

工程も多いし曲げるのも結構大変。

でも曲げたらガッチリ強度です。

ここしばらく 木取&曲げ場のタッグが沢山 曲げて作ってくれていました。

「こんな風にスライスしてるんだなぁ。」

  

そうして木取場からのバトンタッチを受けて

現在 木地場では機械加工が進んでおります。

「んん なかなか大きいな。もしかして大きめの椅子かしらん。」

  

他のパーツを見ていると特徴的な接合部を発見。

「この感じ なんだか小泉さんっぽいぞ!」

  

というわけで正解はデザイナー小泉誠さんのtontonでした!

現在加工が虎視眈々と いや 虎視tontonと進められています。

  

tontonは当社としては珍しいロッキングチェアで

子供を寝かしつけるというのが この椅子のデザインの素。

名前の由来も 赤ちゃんの背中をトントンとして

寝かしつけるときの音からきています。

 

赤ちゃんを寝かしつけるのって 抱っこしたままじゃないと

寝てくれない子もいたりして 抱え続けていると重たくて

そういう意味でも結構大変そうです。

  

親子が安心してくつろげる そんなロッキングチェア。

寝かしつけているうちに 大人もウトウトとしまいそうですね。

  

  

削り出し中

2024年3月23日 by hirata-

木地場ではBARの座面が進行中です。

 

有機的な座面形状を高い精度と素早いスピードで加工を進めていきます。

  

並ぶ背もたれ

2024年3月21日 by hirata-

背の取り付けをされて並ぶ No.42 Chair。

樹種とファブリックの組み合わせ次第で1つ1つの雰囲気が全然違う。

 

「同じカタチでも、素材次第で受け取る印象が変わるな。」

「この素材の組み合わせた椅子はどんな空間で使われるのかな。」

「優しい感じの部屋かな。カッコイイ感じのカフェかな。」

 
そんな風に ふと思いを馳せながら作業に励んでおります。

  

 

様々な印象を見せてくれます。

伸びていく屋根

2024年3月19日 by hirata-

最近ですね 伸びてるんです。

何がかというとですね 屋根ですね。

もちろん勝手に伸びてるわけではないですよ?

(それなら助かる グイグイ伸びてほしい。)

 

実は宮崎椅子では梱包した箱を置く場所がありまして。

梱包してすぐに出荷が理想なのですが

様々な理由から梱包済みの箱を一時的に置く場所が必要となります。

実は 前々から その一時置き場が溢れそうでして。

 

そうなってくると箱の移動や管理のしにくいのなんのって

特に雨が降ると整頓の移動作業ができなかったり…。

というわけで、雨の日でも広々と箱の整頓作業ができるように

工房の屋根を増設中という次第であります。

  

久しぶりにここに来たら あ また少し伸びてる。

うんうん。作業環境整えるのも大切だよな!

(なんなら もっと伸びて曲げ場と繋がってくれないかな。)

 

今の環境に慣れるのも良いことですが

「もっとこうしたら作業しやすいかも」

という新鮮な気持ちを留めておきたいものだなと

伸びていく屋根を見ながら感じる今日この頃です。

 

というわけで

以上、たまには日記的なブログでした。

(良かったらコメントください)

  

少しづつ

2024年3月18日 by hirata-

暖かくなってきましたね。

 

削り出し

2024年3月14日 by hirata-

毎日 大量に出る木屑。

CNCルーターでの削り出し。

 

佇まい

2024年3月13日 by hirata-

現在 BO chair の生産が進んでおります。

どこから見ても美しいこの椅子。

 

座ってみると

立体的に角度がつけられたスポークと

板材から削り出された座面形状により

優しく包み込まれるような すっぽりと納まるような感覚。

   

無駄がなく洗練されたデザイン。それでいて抜群の座り心地です。

 

模様

2024年3月12日 by hirata-

並べられたNo.42 の隅木たち。

同じ樹種でも木目や色合いに差があり

なんだか何かの模様にみえてきます。

 

ん、なんだろう、

石や貝などの色の組み合わせで作るモザイクアートみたいかな?

いつの日か木の色合いを組み合わせて作りたいものですね。

  

そういえばちょっと前に隅木加工機なるものが当社に導入されました。

それはボタン1つで隅木が出てくるという優れものでして…

また機会がありましたら紹介いたしますね。

 

革の裁断

2024年3月11日 by hirata-

検品を経て裁断機の上に広げられた革の素材。

ここから座面の形に切り取られていきます。

 

フレーム

2024年3月7日 by hirata-

Paper Knife sofa の組み。

まずは横のフレームから。

 

若者たち

2024年3月2日 by hirata-

昔から当社は 県外からの若者の入社が少なくありません。

はるばる遠方から それぞれ志を持ってきてくれるわけです。

その度に会社の空気と色が、少し また少し と変わっていきます。

  

会社にとってなによりも大事なのは中にいる人です。

なぜならどんなに素晴らしい知識・技術やハイテクな機械があっても

それを学ぼうとしたり 上手く使いこなせる人がいないと意味がないからです。

    

今までのスタイルを保ちながら、

若い世代の感覚に耳を傾けて これからの担い手に技術継承をしていくことは

会社としても重要なミッションなわけであります。 

そうした中で会社と若者とお互いに 何か 良い刺激があれば…

と思う今日この頃。

  

さて、また1年が経ち 冬の終わりと共に春が近づいてきました。

春は別れと出会いの季節ですね。

今年の新人はどんな人たちなのか今から待ち遠しいです。

良い刺激が生まれますように。