型出し

 

今週の月曜日から3日間、inoda+sveje猪田さんとニルスさんが来られました。いつもながらの3日間工場漬けの濃いワークショップ。自ら研磨機を手にしての研磨や、当ブログ上での実況中継と、時差ぼけと戦いながらのハードワーク。そして今頃は、INTERIEUR2012が開催されるベルギーはコートレイク。それに加え、エーランチさんのノックダウンソファ+工場内撮影と、今週は工場内を様様な人人が行き交う目まぐるしい日日が続きました。

 

そんな中、裁断・縫製部門では、椅子張りのスペシャリストを迎えて、ソファの生地の型出しを着々と行っていました。その技術たるや、これまで経験したことのないものばかりで、目を瞠るものがありました。有機的なラインのソファに布をあてがい、形状に合わせてギャザリングを施し、ニュアンスを作る。それを待ち針で留めていく様子は、木製フレーム主体の宮崎椅子から見ると、椅子を作っているというよりも、デザイン画から洋服をかたち作るパタンナーのようで、とても新鮮に映りました。

 

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