遅ればせながらちょっぴりミラノレポート2014 その2「ドキドキ商談」
今回のミラノ展示会の会期中に、
現在、宮崎椅子製作所が直接お取引をさせていただいている、
海外のお店の方とも商談をいたしました。
宮崎椅子の商品を扱いたい! とおっしゃる方々には、
納期のことや、当社のスタンス、コンセプトなどを、先にお話しさせていただきます。
これは国内でも海外でも、同じ話をさせていただいています。
それでご納得いただければ、どうぞお取扱いお願いいたします。
という感じなんです。
そこからお店の方は、いろいろと難しい計算なんかをして、
本当に取り扱うかどうか、検討されるんだと思いますけれど…
輸入する側にとっては、コスト(特に輸送の)をどう考えるか。
輸送コストを算出し、販売価格の設定も慎重に考える必要があるでしょうし、
宮崎椅子製作所の場合は、納期の問題もあります…(苦笑)。
船便で送ると、日本からヨーロッパまではだいたい2か月弱ほどかかりますから…
タイミングが悪いと半年ほどお待ちいただくようなこともあることになります…。
そんなリスクやデメリットなども考えたうえで、
昨年からかなり真剣に宮崎椅子製作所の商品を販売してくださっている
ベルギーの会社があります。
pas-partoe(パス・パルトゥー)さんです。
昨年に続いて、今回もお忙しいなか、わざわざミラノにまで来てくださって、
いろいろとお話しさせていただきました。
日本のお店と同じように、展示商品を昨年仕入れていただいたのですが、
その商品たちを本格的に自分たちで撮影を手配、
独自でカタログボックス(!)まで作ったという力の入れよう!
(「わー、持ってくるの忘れてきちゃった!」ということで実物は見れませんでしたが
後から送ってくださった写真を見ると、超・本・格・的!)
さらに、宮崎椅子製作所のロゴをプリントアウトした、
宮崎椅子製作所専用の、真っ黒のシックな名刺までご用意されておりました…
本当に惚れ込んでくださったんだな、と感動しちゃいました。
写真はなんだか神妙な面持ちの宮崎とバンドゥーですが、
実際は終始なごやかな商談で、今後につながる話ができました。
いつもはメールでのやりとりばかりなんですけれど、
やっぱり直接会って、笑顔を見るとほっとします。
海外でもよいパートナーに出会えることは本当に幸せ!
と実感した商談でした。
はじめは通訳できんかったらどうしよう…とドキドキしていたのですが、
いつの間にやらハッピーな気分になっておりました!