Golondrina

 

新作椅子紹介、第6弾はGolondrinaです。

 

ゴロンドリナは、優れた木材加工の技術を生かした躍動的なフレームと、

現代的な新しい椅子の構造を用いたコクーン(繭)から成り、

座ると包み込まれるような安心感と快適さを感じさせてくれます。

それぞれの細部へのこだわりと丁寧な手仕事が、

伝統的なものと現代的なものをゴロンドリナの中に共存させています。

(Jorge Herrera)

 

Golondrina 2017年  design  Jorge  Herrera

size  W865×D830×H690

 

4年がかりで宮崎椅子製作所の新しい挑戦がカタチになりました。

ゴロンドリナとは、スペイン語のツバメの意。コクーンを支える貫の形状がツバメの尾に似ています。

木部フレームにも挑戦的課題はたくさんありましたが、

体をすっぽりと包み込むこの構造と、その構造に布・革張りをどう施すかが最大の挑戦でした。

また、日本人の体型や住空間の使用スペースを考慮し、

サイズダウンしながらもこのデザインの持つ躍動感や快適性を保持することに努めました。

コクーンとフレームの隙間には、ブランケットなどを掛けても絵になります。

ヴァレンシア、ミラノ、東京、徳島と旅路をたどった、まさにツバメ。

 

 

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