曲木のはなし 25´7月17日

木取り場を通りかかったらモクモクと蒸気が上がっているのが見えた。
というわけで今日は曲木のはなし。

木材の状態を見極めて真空窯でしっかりと蒸す。
適切な水分量と熱を加える。

冷めない内に帯鉄と呼ばれる金物にハンマーで叩き込む。
とにかく素早く。それでいてしっかり入れること。

帯鉄にはめ込んだ木材を治具の間に置いて
プレス機の圧力で押して曲げる。
一気にしすぎるとバキッと折れるので注意。
慎重に少しずつ。その材のペースでちょっとずつ曲がっていく。

高周波をかける。
電波による振動と 水分に反応して発熱させることで
蒸した時に含ませた水分を木材から抜く。
そのまま乾燥と冷却させて曲がりを安定させる。
曲木はそれぞれの工程に細かなコツが多い。
知識と経験があってこそ 良い曲木ができる。
これまで受け継がれてきたものに加えるように
日々の作業の中でも常に積み重ねています。
