リップソー

木工機械は高性能、多機能になると、大型化して、箱型の外観になるようです。
この機械もその一つで、一見白い鉄の箱。
これはリップソーという、木材を縦挽きする(繊維と平行に切る)機械。
箱の中には、丸鋸が3枚付いていて、1度に板を4枚に割ることができます。
操作盤のタッチパネルで鋸の間隔を決めると、レーザーで材木に墨出しをしてくれる優れ者。
作業する宮本さんにも墨出しする、冷徹な親切。
特に、複数枚の丸鋸がついているものを、ギャングリッパー、と呼ぶそうで、
それにしてもギャングとは、なんだか物騒な呼び名です...。
2012年8月1日23:03 by 吉永圭史