8月10日 by hirata-
~お盆休みのお知らせ~
宮崎椅子製作所のお盆の日程は
11日から15日までお盆休みとさせていただきます。
出荷等を含む通常業務を停止させていただきますので
ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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蝉の鳴き声が響く中、暑い日が続いていますね。
みなさま体調は崩されていませんか?
水分補給を小まめにしながら熱中症に気をつけましょう。
宮崎椅子スタッフも汗を拭いながら椅子製作に努めております。
まだまだ続く暑さに負けず、バリバリ働けるよう
5日間でリフレッシュをして英気を養いましょう!
里帰りするのもよし、人ごみを避けて旅行するもよし、
友人に合うのもよし、何もせずのんびりするもよし。
明日からが楽しみですね!(晴れるといいなぁ、、、)
ちなみに今年は久しぶりに阿波踊りがありますよ!
(もちろん感染に注意しながらではありますが)
やっと徳島の夏が帰ってきた感じがします。
私も宮崎椅子OBと阿波踊りを楽しむ予定です。
長くなりましたが、それではまた休み明けに。
皆さまも良いお盆休みをお過ごしくださいませ。
19:13 | コメント(0) »
8月9日 by hirata-
15時のひとコマ。
「ご苦労様です。暑いから皆で食べて。」
暑さに耐えかねて社長がアイスを買ってきてくれました。
夏といえばアイスですよね。
しかもガリガリ君。最高です!
明後日からお盆休み。
ラスト一日頑張れそうです。
18:00 | コメント(0) »
8月8日 by hirata-
「工房で撮る椅子シリーズ」
kuku & kuku muku / design : Makoto Koizumi
W495 D535 H725 SH420 (mm)
今回ご紹介するのはカンチレバー構造が特徴的な椅子です。
まるで背が宙に浮いているような軽快な納まりをしています。
アームと後脚のパーツが
ひらがなの「く」の形をしていることから
kukuと名付けられました。
この肘前脚と後脚は自社ではよく使われる
フィンガージョイントという接合をしています。
また、その他の接合部も強度を出すために
精度の高い加工と工夫が凝らされており
自社の木工技術が活かされたデザインです。
宮崎さんに「こんな椅子、出来ないですよね~」とちょっぴり挑戦をしたキャンチレバー構造の椅子。さすがの宮崎さんも渋い顔をしていましたが見事に完成!出来上がった椅子を見て「もう少しできるかな?」と宮崎さん。まいりました。
(小泉誠さん談)
しっかりと背中をあずけられる程よい面積の背もたれは
カンチレバーならではの「しなり」がある座り心地。
座ったり立ったりときにも心地よく使える肘置きも魅力的です。
背は無垢と布張りの2タイプ。
布張りの方がウレタンがある分、背当たりがいいですが
無垢の方も曲面に削りだされているので
背当たりはとても良いです。
お好みの方をお選びいただけます。
18:24 | コメント(0) »
7月28日 by hirata-
最近は木地場の杉さんが張り場の手伝い中。
どの部署も助け合いをしながら仕事を進めていきます。
17:45 | コメント(0) »
7月21日 by hirata-
「工房で撮る椅子シリーズ」
KAKInoISU / design : Keisuke Furuta
W445×D500×H765×SH445
大きく湾曲した背のフレームが特徴的な椅子。
コンパクトなサイズに収まっていますが、
座も背もゆったりとした感触が得られます。
背は布張りタイプと無垢の2タイプ。
どちらの背も「曲げ木×切削加工」。
無垢の背は木目の美しさが際立ちます。
丸みのついた曲線が優しい背当たり。
無垢のテーブルと合わせやすいです。
布の背はクッション性が増すので
より一層背当たりが良くなります。
ファブリックの面積が増えるので
樹種との組み合わせ方で個性を出しやすいです。
浮いたような座面や
各パーツの繋がりが見ていて心地よく
どこか可愛らしくて優しい雰囲気の椅子です。
19:14 | コメント(0) »
7月13日 by hirata-
木取り場ではアルさんが奮闘中!
モルダーと呼ばれる機械でひたすら板材を自動鉋がけ。
荒木の表面が残らないように
1本1本、木材の反り方をみながら加工。
なので作業はスピーディでありながら慎重です。
普段は気さくな方ですが、最近は仕事中の雰囲気が違います。
僕が横でカメラを向けてても一切視界に入ってないのでは?
というくらい集中しているのが伝わってきました。
17:31 | コメント(0) »
7月8日 by hirata-
椅子製作に欠かせない工程の「曲げ木」。
板状の木材に熱と水分を加えて
プレス機械で求める具合まで曲げます。
あとは、その状態のまま高周波を当てて
入れた分の水分を抜き取ってから乾燥させます。
「ピーッ!ピーッ!」」
たまたま曲げ場を通りかかると
機械音が鳴り響きだしました。
これは真空釜で木材が蒸し終わった合図。
せっかくなので写真を撮りながら追ってみましょう。
真空釜に入れられて熱と水分を含んだ木材。
ここからプレス機に行くまでは時間との勝負。
蒸された材料をまずは金物にセット。
これは帯鉄と呼ばれる曲げ木専用の道具で、
曲げるときに木材が折れるの防ぐ役割をします。
そうして次はプレス機の中へ。
蒸した木材の熱を冷まさないように
水分が抜けないように素早くセットします。
「グググ...」と重い機械音を立てながら
油圧プレスの力で木材が曲げられていきます。
作業者にとってここが一番緊張するところ。
ここまで来るのにいくつかポイントがあります。
元々の木材料の状態(含水率や木目)、
釜での蒸し加減、帯鉄やプレス機のセットの仕方など。
上手くできてないと綺麗な弧を描かないか
最悪の場合「バキッ!!」と折れてしまいます。
このあとも高周波を当てて水分を抜き取るときや
乾燥させるのにもコツがあり、
マニュアル通りなんてなく
経験や感覚がものをいう仕事です。
18:03 | コメント(0) »
7月4日 by hirata-
木地場の大ベテラン・鳥羽さんが
6月30日をもって定年退職されました。
鳥羽さんは仕事の技術や知識経験はもちろんのこと、
いつも穏やかで誰に対しても分け隔てなく優しくて
聞いたら何でも笑顔で教えてくれる大ベテラン。
そんな懐の広さや人柄がとても魅力的な方でした。
会社の誰もが椅子職人として尊敬していた気持ちと
退職されたことの寂しさでいっぱいです。
「安全に気をつけて、これからも盛り上げていってください。」
鳥羽さんの言葉を胸に今後も製作に励みたいと思います。
40年間、長い間本当にお疲れ様でした。
18:26 | コメント(0) »
7月1日 by hirata-
一番最初の加工はクロスカットソーから。
まずは荒木の板をよく観察して、その状態を見極めます。
乾燥割れや大きな節などの使えない部分を避けながら
大まかに寸法カットしていきます。
材料の歩留まりを左右する重要な仕事です。
18:44 | コメント(0) »