木を蒸す
ブワ~ッと、口から湯気を吐く蒸し釜。
笠木と呼ばれる背当り部分は、曲げ木という技法でアールを作っています。
木を蒸すと繊維が柔らかくなって、型に嵌めプレスするとグイグイ曲がっていきます。
そのまま熱を加えて乾燥させ、型から取り出すと、アッツアツの曲げ木の出来上がり。
簡単そうに書いていますが、蒸し加減や、熱の加え方など、樹種や木目によって様々で、
いい塩梅に曲げるのが、これまたナッカナカ難しいんです。
ブワ~ッと、口から湯気を吐く蒸し釜。
笠木と呼ばれる背当り部分は、曲げ木という技法でアールを作っています。
木を蒸すと繊維が柔らかくなって、型に嵌めプレスするとグイグイ曲がっていきます。
そのまま熱を加えて乾燥させ、型から取り出すと、アッツアツの曲げ木の出来上がり。
簡単そうに書いていますが、蒸し加減や、熱の加え方など、樹種や木目によって様々で、
いい塩梅に曲げるのが、これまたナッカナカ難しいんです。
ミラノから船便で、神戸までたどり着いたものの、関所で足止めを喰っていた椅子たちですが、
無事に関所を通過して、本日、約3ヶ月ぶりに徳島に戻って参りました。
お帰りなさーい。
会長(ばあちゃん)も、テンションが上がって、マイ・カートで歓喜の並走です。
pocketの笠木。
座面の形がpocketの名前の由来ですが、今日は笠木に注目。
実はこの笠木、気付きにくいのですが、上側の真ん中が、両端よりも8mm薄いんです。
しかも、背中が当たる面は、緩やかな3次元曲面。
細やかな部分ですが、これが座り心地を左右するんですね。
なんてこと無いようで、何てことある椅子。
他にも、色んな所にこだわりが隠されています。
お店で見かけたら是非、目で見て、座って、確かめてみて下さい。
徳島は毎日蒸し蒸ししてます。本当に梅雨明けが待ち遠しいですね
掲載誌のおしらせです
雑誌コンフォルト 8月号に掲載していただきました!
「コンフォルト」 のロゴ、ポップでキュートな文字になったんですね
今回は4月に開催されたミラノサローネの出展紹介のコーナーに、小さな家具メーカーの挑戦のひとつとして掲載いただきました
さらに今月号は、ミラノサローネ特集の小冊子が付録になっていまして、こちらにも、Inoda+Svejeさんのインタビューとともに、弊社の「DC10」、「ISラウンジチェア」を紹介していただいています
日本人の猪田さんと、デンマーク人のスバイエさんがなぜイタリアで活動しているのか、イタリアと日本の職人の違いなど、とても興味深いお話でした
ぜひご覧ください!
Χ stoolの座板の研磨。
このスツールが生まれたきっかけは、
「1993年にデザインしたお店 の名前が「X」(カイ)で、そのお店の為にデザインしたスツールです。初期タイプは、信州の木工家 デニス・ヤングさんに10脚 程作って頂き、その後「ほしい!」という方も現れたのですが、ご存知の通り簡単そうで難しいスツールですので、作る機会もなかったのですが、その後宮崎さんに相談したところ、いとも簡単?に復活となりました。」
ということだそうです。
シェーカー教徒の、乳搾り用スツールの面影も重なる、楚々とした美しいスツールです。
残念ながら、今回の製作の後、しばらく生産を休止することになりましたが、
息の長いデザインですので、さらなる復活を期待したいと思います。
デザイナーの猪田さんとニルスさんの
INODA+SVEJE DAILY BLOG
でもいち早く紹介されていましたが、
先日ちらりとご紹介した、記念すべきDC10のNo.0001を含む、
DC10が納入された写真が届きました!
広々としたダイニングに、無垢板のテーブルとDC10がどどん!
はぁ…なんと贅沢なんでしょうか…。
こんなステキなダイニングにお呼ばれしたら、
バンドゥー、座ったが最後、1日中テコでも動かないかもしれません…。
しかも、テーブルの向こう、窓ごしに見える緑にとても癒されます。
外にはウッドデッキがあるんですね~。気持ち良さそう…。
今は梅雨時期ですが、雨に濡れたウッドデッキも、つややかな緑と相まって風情がありますね…(しみじみ)。
DC10にぴったりの、美しい空間です。
朝の全社ミーティングで、スタッフ全員が写真を拝見し、
DC10の門出を、改めてお祝いしました。
ずっとずっと愛用していただけることを、スタッフ一同願っています!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!