バックナンバー 2012年12月
仕事納め
ワイドサンダー
そんなところに宮崎椅子が!
年の瀬になってまいりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
クリスマスイブの夜は、一人でギャーギャー言いながら、
自分のために買った『バイオハザード6』をプレイしていた、バンドゥーです。
調子に乗って、ショットガンを撃ちまくっていたら、
“アマチュア”モードなのに弾切れになってしまいました…ブツブツ。
という、どうでもいい話はさておき!
最近話題のCMに、どうやら弊社の商品が登場しているらしいのです…。
同僚からも「たぶん、あれは…●●●●チェアやと思うんよ…」と
ウワサを聞いていたのですが、つい先日たまたまテレビでそのCMにバンドゥーも遭遇!
1秒に足るか足らないか…の一瞬! なのですが、
映っています、弊社のイスが。
確認のために、そのCMをメーカーのwebサイト(動画が見られます)で確認…
うん。間違いない!
弊社に常勤でおります、そのイスのデザイナー(ブログ番長)にも確認したところ…
うん。間違いない!
しかも、ほかにも弊社のイスが映っているという情報も!?
(バンドゥーの動体視力では確認できませんでした…涙)
気になる、そのCMのヒントは…
1. 夜中のお店(家具売り場か?)が舞台
2. とある近未来的(?)家電が主役
3. 上記2番がわさわさ出てくる
4. バンドゥーもとってもほしい家電
(きっと足の踏み場がないので、その家電は起動できない予感)
5. その商品名は3文字
というわけで、簡単に教えてしまっても面白くないので、
クイズ形式にしてみました!
ぜひ、「そんなところに●●●●チェアが!」と、みなさんも驚いてみてください!
ちなみに、コメント欄にて、みなさまのステキな回答、受付中です♪
もし分かった方、実際にご覧になった方、コメントよろしければ書いてください!
とにかく…こういったCMに弊社の商品が登場するなんて…嬉しいかぎりですね♪
木取り完了
モルダーをかけられた材木は、椅子の種類ごと、ロット数が多い場合は、パーツごとにパレットに積まれます。ちなみにこれはGAMBAスツールの今回のロット全ての材料で、約50脚分です。Rが付いたパーツも見えますが、これもモルダーで加工しました。重力に反抗したロックな積み方をしているのは、先行して加工しなければならないものを上に載せてあるからです。思いやりですね。決して尖った思想からではありません。崩れないように運ぶのが苦労しそうですけど...。
手押しカンナ
モルダー
ギャングリッパーで縦割りのこま切れにされた材木は、表面は鋸の跡が粗く、矩(かね=90°)が出てませんので、このモルダーという機械に通されます。高速で回転するカンナ刃が4軸あり、ローラーで材木を送りながら、4面を平滑にかつ矩を出し、寸法も0.1mm単位で揃えます。モルダーを通った材木は、ベルトコンベアーに乗り、所定のところまで来ると、スイッチにこつんと当たります。スイッチに反応して横から2本のアームがびよーんと伸びて、材木は押し出されます。押し出された材木は、あらかじめ置かれた木製パレットの上に載り、次々と並べられ重ねられていきます。オートマチックな様子を見ていると、ピタゴラスイッチみたいで楽しいのです。また、この機械は取り付ける刃物の選択肢が多く、Rを取ったり、フィンガージョイントや本実加工、相しゃくり加工なども可能です。ちなみに現在の事務所、スタッフルーム、ショールームのフローリングは、全てこのモルダーで加工したんですよ。
ギャングリッパー
クロスカットの次がギャングリッパーです。以前本ブログで紹介しました。人間にもレーザーマーキングしてしまうドイツから来た冷徹なマシンです。クロスカットが木材の繊維に対して直角にカットするのに対して、リップソーは繊維と平行にカットします。カットされた木材はベルトコンベアで手元に戻ってきます。便利ですね。
クロスカット
現物合わせ
U chair
うまくいかない時もある
ん!
ENNEです。イタリア語で「N」という意味。日本語の「ん」にもちょっと見えます。発表年は2002年、10年間に多くの椅子が廃番になりましたが、その間、淘汰されずに頑張っている古参の椅子です。宮崎椅子初のグッドデザイン賞受賞製品でもあります。一筆書きのNの字は積み重ねと強度を生み出す形状。アームチェアとサイドチェアが一緒にスタッキングできる、とても機能性の高い椅子です。近頃、3次元的な難易度の高い技術の椅子が注目されがちですが、ENNEのような簡素で小気味良いデザイン、好きです。
DESIGN 村澤一晃
SIZE W470 D530 H745 SH420 (サイドチェア)
W540 D530 H745 SH420 AH627 (アームチェア)
rib
見つめあう…2人…
先日、また海外からお客様がやってきました。
宮崎椅子製作所とコラボすることになった、
ドイツ出身、オランダはアムス在住の
アンドレアスさんです。
日本人よりもポライト(謙虚)じゃなかろうかという、礼儀正しい方で、
それでもよくしゃべってくれるので、話を聞くのも楽しいんです!
映画の話で盛り上がったんですが、
彼の好きな俳優は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン!
おおおおおお! バンドゥーとツボが一緒すぎる!
ちなみに今回、彼がやってきて、弊社の結構多数のスタッフが、
隠れバイリンガルであることが判明!
な~んだ、バンドゥーの通訳、ほとんどいらないじゃん!
ということで、少し嬉しくなったバンドゥーでした。
さて、吉永激写の、見つめあったアンドレアスとバンドゥー(やっぱりすっぴん)です。
お似合いですか!? どうですか!?
※ちなみに、単純に打ち合わせしてただけで、
別にロマンティックな話をしているところではありません…(涙)