バックナンバー 2013年4月

仲田さんの包丁捌き

2013年4月30日 by 吉永圭史

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いろんな意味で使われている 技術 という言葉の原義はきっとこういうことかも と思いました  身体運動が単純な道具を介して素材に作用する  時どき所作なんていわれる美意識を伴ったりもして  誰もが使いこなせる易しい道具よりも 身体能力を磨いて使えるようになる道具 の方にそういう意識がついてくるように思います  見事な包丁捌きをジッと見ていて 座り心地のよしあしだけが椅子じゃないのかも ? と ちょっと思いました  でも座る人に 技術 やら 身体能力 やら 所作 なんてのを強いるのもなんだかなぁ   難しい

 

桜鯛で春の宴席 おまけ

2013年4月29日 by 吉永圭史

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これが桜鯛 の塩焼き  野趣ある焼き方  尻尾がとれているのはご愛嬌  また食べたい

 

桜鯛で春の宴席

2013年4月28日 by 吉永圭史

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宮崎椅子のルーツは瀬戸内海にあり  現在の鳴門市大麻に移転する前は鳴門市北灘という 瀬戸内海に面した漁業の盛んな町にありました  その北灘で獲れる鳴門鯛は有名で 鳴門海峡の速い潮流の中で育つため 身は引き締まっており脂乗りも良い逸品です  特に3~4月に獲れる産卵期を控えたものは 桜鯛 と呼ばれ 味 漁獲量ともに今がピーク  この時機を見計らい土曜日は12時で仕事を切り上げ 出荷倉庫にて新入社員歓迎&兼松さんの送別会を行うことになりました  刺身 塩焼き 鯛飯 潮汁 どれも美味  天気のよい昼下がりに 旬ものをいただくまったりとした宴会となりました

 

本日の宮崎椅子

2013年4月27日 by 吉永圭史

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価格改定とチーク材の受注について

2013年4月26日 by 宮崎勝弘

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みなさんこんにちは  代表の宮崎勝弘です  ニュースでもお知らせしておりますが 本ブログでも重ねてお知らせしたいと思います

 

1.木材価格アップによる価格改定のお知らせ

当社製品に使われる木材は アメリカを中心とした海外から輸入されたものを使用しています  ご存知のように円安が進行していることにより 今後入荷する木材は大幅な値上がりになることが確実です  その対策として木材在庫を厚くしたのですが その在庫も少なくなり 7月頃の受注分から価格アップをさせて頂く事になるかと思っています  ご承知おきいただきますよう お願い申し上げます

 

2.チーク材の製品受注について

チーク材については 在庫限りで製品受注を終了させて頂きます

予測としましては 2013年の年末頃まで受注は可能かと想定しておりますが 受注状況により多少の誤差が発生することをご承知ください

 

当社方針として 出来る限り気持ちの良い家具を作り 皆様に長く使って頂く 事を願っています

そうしたことから 当社の場合 安易な素材見直し等によるコストダウンはふさわしくないと考えます 我々が良いと思った素材を使い キチンとお作りする ことを続けるため それにかかったコストは商品に反映させていただく方向です

はなはだ勝手ながら どうぞご理解いただけますよう 宜しくお願い申し上げます

 

本日の宮崎椅子

2013年4月25日 by 吉永圭史

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本日の宮崎椅子

2013年4月24日 by 吉永圭史

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本日の宮崎椅子

2013年4月23日 by 吉永圭史

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本日の宮崎椅子

2013年4月22日 by 吉永圭史

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気がつけば

2013年4月21日 by 宮崎悠輔

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はじめまして。新人の宮崎悠輔と申します。

宮崎という名字に度々、親族かと尋ねられますが偶然なのです。

四月より現場でお仕事をさせてもらい三週間、先輩方に迷惑ばかりかけております。

そんな中、ふと気づけば新品だった作業着のつなぎも年代物の雰囲気を帯びていました。

この汚れは椅子の組み立てなどに使う非常に強力な接着剤によるものです。

先輩に伺ったところ洗濯しても落ちることはないそうです。

作業に無駄な動きが多い故についたこの汚れ。

いつまでも残り続けいつまでも初心へと返してくれそうな気がします。

いつか立派な椅子職人になれる日を見つめ、このつなぎを大切にしたいと思います。

これからどうぞ宜しくお願いします。

 

本日の宮崎椅子

2013年4月20日 by 吉永圭史

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ミラノ(今は日本だけど…)より愛をこめて その4

2013年4月19日 by Bang-do

さて、2年目となった今回のミラノ展示会、

振り返ってみると、5日間(最終日は半日の4時間だけ開場)で、

なんと約1300人の人たちが来場しました!

平均すると、1日あたり290人ぐらいの人が来てくださったことになります。

こうやってカウントしてみると、なんだかスゴイ…と実感します。

 

今回、バンドゥーは、来場者にいろんな質問を受けましたが、

なかでも一番多く感じたのは、

「Where is Tokushima? (徳島って、どこ?)」

という質問でした。

本当に知りたいというよりは、

質問する人たちは日本の知っている地名(たとえば東京とか大阪とか京都)を聞いて

「Oh, I know where! (知ってる知ってる)」

って言いたいだけの気がするんですけど…(苦笑)。

 

そこで、バンドゥーは、来場者にまずはちゃんと答えます。

「大阪から、高速バスでだいたい2~3時間ぐらいのところにある、田舎なんだよ」

と。みんな、「ふーん、そうなんだ」っていう一般的返し。

でも、私はひねくれものなので、もう1つ説明を付け加えます。

「実はね、日本人でも、徳島がどこかって、知らない人たくさんいるんだよね(笑)」

それを聞いた海外の人たちは、結構ドっと笑ってくれます。

 

でも、これは卑下して伝えてるわけではなく、田舎の「徳島」で自分たちは作っているということ、

それをなんとなく伝えたい、というバンドゥーの気概だった、と、いま、振り返って思います。

別に徳島をポピュラーなところにしたいとは思いませんし、

それを前面に押し出す必要もないと私は考えています。

ただ、なんとなく、こうやって世界にも通用するデザインとクオリティのものが

自分の故郷で産まれているということに、

昨年にも増して、少し誇りを持ったような気がしました。

 

私はオフィスワーカーで、職人ではないので、

イスづくりのことを自分の経験として詳しく語ることはできません。

とはいえ、営業トークをゴリゴリするのも、宮崎椅子のスタンスではない。

大事だったのはとにかく一言、

「どうぞ座ってください」

と言うこと。

それだけでよかったんです。

触った人は笑顔になり、座った人は理解をし、次々に賛辞を述べてくれる。

イコール、デザインとクオリティで人を魅了できることのなんと素晴らしいことか。

これは職人冥利に尽きると感じました。

私は職人じゃないけど、徳島でお留守番&フル稼働してくれている

みんなの代表として、しかと受け止めた~っ! って感じでした。

 

そして、それは決して、海外とか、日本国内とか、

そういうくくりではないですよね。人対人、モノ対人だと思います。

こだわるべき、貫くべきは

“宮崎椅子製作所らしいモノづくり”

と実感しています。

これからもみなさんに愛されるよう、私も縁の下の力持ちとして頑張ります♪

 

ビミョーにまじめになってしまった最終回でしたが…

実はみなさんお気づきのとおり、展示会場の写真がほとんどないんです…。

来場者のアテンドばかりしていたら、雰囲気のある写真まったく撮れてませんでした…

でも、また何かしらご披露していきたいと思います。

 

最後にとっておき写真を…

 

 

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本当に本当に、村澤さん、お疲れ様でした!

展示会だけでなく、晩ごはんのアテンドなど、みんなおんぶにだっこで、申し訳なかったです…。

 

村澤さんだけでなく、小泉さん、猪田さん、ニルスさん、そして、こいずみ道具店のみなさん、

エーランチの星名さん、篠田さん、

ご協力ありがとうございました!

みなさんがいなければ、成功はなかったです…。

そして、日本でも応援してくださっている販売店のみなさま、感謝しております!

 

これからも、宮崎椅子製作所をどうぞよろしくお願いいたします。

ミラノ(今は日本だけど…)より愛をこめて その3

2013年4月18日 by Bang-do

みなさま、ミラノでの展示の応援ありがとうございました!

実際にミラノの展示会場に足を運んでくださった販売店の方々もいらっしゃって、

感謝感謝です!

無事、帰国しました、宮崎椅子チームです。

 

 

 

…いや、本当は無事ではないのです…。

 

会期中の13日の土曜日に社長が高熱でダウン、

その翌日の最終日&搬出日に村澤さんが高熱でダウン、

さらにその翌日の帰国の日に上田がダウン、昨日も出社できずで、

同じころに、ミラノの猪田さん、デンマークへ出張中のニルスさんもダウン…

という、バイオハザードのような、スペイン風邪ならぬイタリア風邪が蔓延したのです!

村澤さんは帰国して成田空港から病院へ直行されたとか…

なんと39度もの高熱があったということでして、本当に心配です…。

 

私、バンドゥーはなぜかピンピンしてるのですが(今のところ)、

なんか、特殊な抗体でも持っているのでしょうか…。

世界の医療関係のみなさん、私の血液や細胞を研究するなら今かもしれません!

プロジェクト・バンドゥー、どうですか!?

 

…おっと、話が本題からそれており、失礼いたしました…。

 

さて、ミラノのリポート後半戦です。

折り返し地点を迎えた3日目の来場者は230人ほど。

そして、土曜日の4日目(奇しくも社長がダウンしていた日)は、なんと約400人もの人がやってきて、

村澤さん、通訳の多木さん、宮崎椅子の2人(上田&バンドゥー)はてんてこまい。

会場は11時オープンなのですが、その前から「入れてくれ~」

と言わんばかりに、人が待っているということも…

(さすがに行列ができているわけではありませんが)。

うれしいことです、本当に。

夕方には、ギャラリーの中が窮屈に感じるほど人がたくさんいて、

駆け付けてくれたニルスが、いろいろと商談も受け持ってくれて大助かりでした!

 

さて、今日の1枚。

 

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朝から、宮崎椅子製作所の工場内での製作風景をおさめた動画に見入る学生たち。

猪田さんのソファに3人(!ぐへっ! …っていうか、ソファ見えん…)も腰かけて、

きゅうきゅうになりながらも、食い入るようにテレビ画面を見つめています。

今回の展示会に合わせて、新たに制作した動画は16分程度ですが、

たくさんの人がじっくりご覧になってくれました。

こういう風景を見ると、動画を制作してよかったな♪ と実感しますね。

本日の宮崎椅子

2013年4月17日 by 吉永圭史

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本日の宮崎椅子

2013年4月16日 by 吉永圭史

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本日の宮崎椅子

2013年4月15日 by 吉永圭史

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本日の宮崎椅子

2013年4月14日 by 吉永圭史

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本日の宮崎椅子

2013年4月13日 by 吉永圭史

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ミラノより愛をこめて その2

2013年4月13日 by Bang-do

本日、展示会は3日目を迎えています。

 

1日目はなんと300人、

2日目も250人ほどの来場者が押し寄せました!

 

昨年のミラノで知って、今年も見に来た! という方や、

昨年10月のベルギーの展示会で見たよ! という方もかなり多く、

展示会の威力はあなどれんな…と思いました。

ちなみに本日は、ベルギーの展示会に招待してくれたオーガニゼーションのトップの方がいらっしゃって、

「DC10を買いたいんだよ」とのこと。

ベルギーの展示会に招待してくれた理由も、

「宮崎椅子の製品を見て、ぜひたくさんの人に見てもらいたいと思ったからなんだ」

とうれしいお言葉をいただきました。

宮崎椅子クオリティ、ヨーロッパでも少しずつかもしれませんが、着実に浸透しています。

 

今日の1枚は、初日のスタート。

テープカットでスタートしました!

ちゃんと白い手袋まで、社長ははめてます(軍手ですが!)。

 

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さあ、あと2日です! 折り返し地点を迎えました。

商談もいろいろあって、我々はきりきり舞いですが、頑張ります!

本日の宮崎椅子

2013年4月12日 by 吉永圭史

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