バックナンバー 2013年7月

チークの削りくず

2013年7月31日 by 吉永圭史

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すでに受注を停止させていただいているチークですが工場にある残りも少なくなってきました 木を削る作業は 木くずを集めこね直して使うようにはいきませんから 木はやっぱり貴重ですね

 

来客

2013年7月30日 by 宮崎悠輔

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仕事をしているとしばしばお客さんが訪れます。

それは人、以外のお客さん。

ほとんどは虫なのですが、ときどき鳥が迷い込んだり、窓から見える畑には二匹の仲良しの犬が走り回ります(こちらへ入ってはきませんが)

そして今日は特別に綺麗なお客さんでした。

一時間以上この場所に留まり、次に見たときにはいなくなっていました。

こうして虫や動物が仕事場に訪れてくれると、知らず知らずに焦ってやっていた仕事もすこし落ち着きを取り戻します。

彼らが、とてもゆっくりとしているからでしょうか。

Come on-a my house!

2013年7月29日 by 宮崎小太郎

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ばあちゃんやったらいつでもウェルカムなのです

 

夏は夜

2013年7月28日 by 吉永圭史

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夜が待ち遠しいです 日除けが涼しげ

 

目地を愛づ

2013年7月27日 by 吉永圭史

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面取りの3ミリは 葉を広げるためにあるかのようです

 

バケツ置きさん

2013年7月26日 by 森本千聖

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夕日を浴びてたそがれております。

椅子に生まれたのに座るためじゃなく、毎日毎日組み立てののり拭きの時に使うバケツを置かれ、これでもかとのりしぶきを浴びせられています。

とても座る気にはなれないくらいのりでギトギトになっています。

もはや何の木で作られたのかも分かりません。

私が入社した時にはもうすでにこの状態だったのでかなりの古株です。

でもこんな風にスポットを当ててもらったのはきっと初めてだと思います。

この写真を見ていたらなんだかとても感慨深い気持ちになりました。

 

丸棒の研磨

2013年7月25日 by 吉永圭史

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まあるい丸棒をひらたいエッヂサンダーで研磨していきます どういうふうにするかはちょっと勿体ぶってヒミツです

 

木地場

2013年7月24日 by 吉永圭史

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だいぶ片付いてきました 

 

大暑

2013年7月23日 by 宮崎小太郎

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タ・イ・ショ... ドオリデアツイワケダ

 

kuku muku

2013年7月22日 by 吉永圭史

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笠木を挟んで挟んで クランプが足りないくらいです

 

窓男

2013年7月21日 by 吉永圭史

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そこはかとない哀愁

 

木地場

2013年7月20日 by 吉永圭史

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組み立てを待つパーツでごった返しています

 

幕板の壁

2013年7月19日 by 吉永圭史

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テーブルの幕板はみるみる高くなり 迷路のようでした

 

ほっぽらかしの趣

2013年7月18日 by 吉永圭史

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雑草もゴーヤも伸ばしっぱなし このくらいの感じは ホッとします

 

扇風機

2013年7月17日 by 吉永圭史

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暑さで朦朧としています 頭は回らないが目は回る 扇風機も回る...

 

木取り場

2013年7月16日 by 吉永圭史

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テーブル天板の木目と色合わせは慎重に 軽くみつろうを塗ったりもして進めてゆきます

 

地をはうキュウリ

2013年7月15日 by 宮崎小太郎

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こうやってべたーっとじめんでそだてると やわらかくてあじもいいらしいです

 

壁面緑化

2013年7月14日 by 宮崎小太郎

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ことしはゴーヤでやるみたいです ちょっとオトナなかんじです きょねんみたいにはあんまりはしゃがないとおもいます オトナですから

 

克服

2013年7月13日 by 宮崎小太郎

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なんですの じょじょににまあいをつめてきますの

 

Clamp Chair

2013年7月12日 by 吉永圭史

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ミラノでお披露目した新作 Clamp Chairの紹介です ドイツ出身の若手デザイナーAndreas Kowalewski(アンドレアス・コワルースキー)さんのデザイン 昨年12月に自ら製作した試作品を持ち込んでワークショップを行いました そこで改良を加え 今回ミラノでお披露目となりました 量産化まではもう少し時間がかかりますが どのようにしてこの椅子がデザインされたのか そのコンセプトについてうかがってみました

 

When I designed the Clamp Chair, I was driven by the idea to create an comfortable yet simple and light wooden object, that emphasizes the beauty of wood and modern craftsmanship – hence a combination of handcraft and CNC tooling.

The principle of a “clamp” shapes the chair consistently and determines its character, which means that the legs are structurally as well as visually interlocking with the corpus, seat and backrest and form eventually a harmonious and seamless unit.

The overall construction is reduced to most minimal possible.

Our main challenge was to to build a very light and slim looking wooden frame, well balance in proportion with the upholstered seat and backrest.

The exceptional experience of Miyazaki, a combination of handcraft and CNC tooling, made it possible to manufacture an extremely slender yet very comfortable chair that appears like an gazelle.

 

Clamp Chairをデザインしたとき 快適でありながらシンプルで軽やかな木製品-木の美しさと現代の職人技 手仕事とCNCの工作技術を強調するモノ-を作りたいというアイデアに突き動かされた

“Clamp”の主義はその椅子を一貫して形作り 特徴を決定するものである その意味するところは 脚が構造的にも視覚的にも 座と背とクッションといった全体と連動し やがて調和のとれたシームレスな集合体になるというものである

また そのために構造の隅々までが可能な限りミニマライズされている

我々のメインとなった挑戦は とても軽くスリムに見える木製フレームを作ることで かつ 張りを施された座と背のクッション部分とともに バランスのとれたプロポーションにすることだった

宮崎椅子独自の試み つまり手仕事とCNCマシンによる工作技術のコンビネーションが このガゼルのように見える非常にスレンダーでありながらとても快適なチェアを作ることを可能にしたのだ