個性派2
2016年6月30日 by 宮崎悠輔
黒電話、公衆電話、最近見る機会が少なくなった電話っぽい形。
もちろんこれは電話ではなく、加工前のクランプチェアの後貫です。
完成すると布張りで隠れてしまう縁の下の力持ち。
黒電話、公衆電話、最近見る機会が少なくなった電話っぽい形。
もちろんこれは電話ではなく、加工前のクランプチェアの後貫です。
完成すると布張りで隠れてしまう縁の下の力持ち。
今回は木取りのお手伝いもさせてもらった出荷前のDC09。
木取りからの工程を踏まえて眺めるとよくぞあの材料たちが形を得て磨かれ仕上げられたと感心します。
そしてこれから椅子としてお客様の暮らしの仲間入りをさせてもらいます。
お手元に届きましたらその一脚にしかない木目や色合い、個性を感じてもらえれば幸いです。
この度、徳島を離れることになり、
先週末の6月3日に7年とちょっと勤めた宮崎椅子製作所を退職させていただきました。
長かったような、あっとゆう間だったような…とにかくとっても充実した7年でした。
木が好き!というだけの何の経験もない私に木のこと、布のこと、一から指導していただき、本当にいろんなことを経験させてもらいました。感謝してもしきれません。
個性的で愉快な仲間たちと毎日楽しく過ごさせてもらえたことにも本当に感謝しています。
また宮崎椅子を通してたくさんの方々と関わることができ、自分の世界が広がったように思います。
何もお返しできていないのが心残りですが、
宮崎椅子の一員であったことを誇りに次の場所でも頑張っていきたいです。
本当にありがとうございました。
森本 千聖