明暗
明暗がはっきりと浮かぶORIスツール。
シャープなエッジが壁だけでなく、お互いに寄り添います。
木取場からモルダーで加工されたペーパーナイフソファの背飾りが届けられました。
カット、サンディング、どの工程でも一本一本精度よく仕上げなければうまく背が組めません。
普段、大型の木工機械を操作するのが日常で昔ほど驚くことも少なくなった今日この頃です。
しかしミシンで布がガッシガッシと縫われるさまには釘付けになってしまいました。
ものごとに広い視野で接することは大切だなと思う、秋の入り口のような本日です。
pepeラウンジチェアの機械加工が終わり、急ピッチで研磨を進めています。
現在木地場、総員でpepeラウンジに取り掛かっております。
今しばらくお待ちくださいませ。
DC10の加工セッティングでの微調整。
「こっちを取るとこっちがこうで、こう傾けるとこうなって…」
現物と向き合いながら、客観的な意見も交えて最適を処方していきます。
材料の厚み、幅、長さ、木目、色味、すべてにおいて同じものはありません。
端材となるとさらに多種多様で、ばらばらの個体をどう捌くかが腕の見せどころでもあります。
これらもきっちりと捌かれて椅子の部材へと姿を変えていきました。
以前、かえるが寝ていたこの場所。
通りがかりに「なんかおるかな」と見るようにしています。
今日いたのはショウリョウバッタ。
少年時代によく捕まえたものです。
そういえば”しょうりょう”って何だろうかと思い調べてみました。
8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名がついたと言われる(wikipediaから抜粋)
なるほど、勉強になった。
また何か見つけたらお伝えします。
隅木。
小さいけれどあなどることなかれ。
高い精度が必要で、これがなかなか工程も多いのです。
椅子の裏側でしっかり強度を支えています。
もし椅子をひっくり返すことがあれば見つけてあげてください。
NCルーターの加工セッティングはまず工具の清掃から。
チャックと呼ばれるルーター刃を取り付けるための工具が整列します。
今回は7種類の刃物を使う加工のようですね。
徳島県にも上陸した台風21号。
あまり経験のしたことのない突風と横殴りの雨でした。
各地で大きな被害をもたらしておりますが、皆様はご無事でしたでしょうか。
本日台風一過。
昨日の出来事がうそのような晴天です。