バックナンバー 2022年6月
最近のこと
仕事終わりの事務所。
夏至も過ぎてまだまだ明るいです。
最近は太陽が昇っている時間が長くなりましたね。
本格的な夏の始まりを感じます。
今年のお盆は阿波踊りがあります。
徳島の夏と言えば阿波踊りです!
正直言って詳しく知らない!という方は
是非youtubeで調べてみてください。
お盆期間中、徳島の町全体が踊り場となり
熱気と活気に包まれるお祭りです。
コロナの影響で規模は縮小はされていますが
徳島県民として阿波踊りがあるとないとでは
夏の楽しみが全然違うので嬉しいかぎりです。
梅雨明けを楽しみにしながら働いております。
最近の小太郎
すっかりお爺ちゃん犬になっています。
日中は小屋のなかでいて
大人しく寝ていることが多くなりました。
これからどんどん暑くなるので
頑張って元気でいてほしいですね。
梅雨
徳島を含め四国地方は6月13日から梅雨入り。
雨が降ったり晴れたりと不安定な天気が続いております。
工房はジメジメとして蒸し暑く、
木材も湿気で反りが出たりと動くので
人も木も注意が必要な季節となりました。
そんなイヤな梅雨時期ですが
悪いことばかりではありません。
この時期、会社内には色とりどりの紫陽花が咲き乱れ
曇り心を少し明るい気持ちにしてくれるからです。
どんなに日々の生活が忙しくても
「花が綺麗に咲いているな」と、感じられる
それくらいの心の余裕は持っていたいものですね。
徳島県内でも大川原高原を筆頭に
紫陽花の名所がいくつかあるみたいです。
もし梅雨の徳島に来られた際には
「逆に紫陽花が見れてラッキー!」
…という具合に楽しんでみてはいかがでしょうか?
穴あけ
本日の写真は木地場でのひとコマ。
スロッティングマシンと呼ばれている機械。
専用の刃物で穴を開けながら左右に振るこで
楕円形の穴を掘ることができます。
tsumuji、迫る。
昨年のイベントで紹介された新作椅子たち。
makuに続いてtsumujiの製作が進行中。
宮崎椅子製作所スタッフで
自身でも椅子のデザインをされている
木地場の松岡さんの新作椅子です。
そして本日、記念すべき1脚目の出荷、、、!
シンプルなのにかっこいいデザインの
木製ナンバリングプレートには“1”の数字。
つい最近、村澤さんのpepe arm chairが
30000脚という節目に
到達することがありました。
全ての名作椅子がこの“1”という数字から始まり、
長い年月を経て
「多くの人々から愛される椅子」へとなります。
どの椅子もそうなってくれることを願いながら
作り手は椅子たちの船出を見送ります。
tsumuji、迫る。
もっと詳しくお見せしたいところですが
また改めて新作椅子たちを当ブログでも紹介いたします。
もうしばらくお待ちくださいませ。
雑誌に掲載
フレーム組み風景
pepeチェアのフレーム組み。
当社でよく使われている高周波油圧プレス機です。
フィンガージョイントの接合部にしっかりと接着剤を塗り、
仮組みをして仕上げに*油圧プレス機で圧着させます。
写真のように右手で木部の位置を微調整しながら
左手のスイッチでじわじわとプレスの圧力をかけていく。
また、そのまま高周波をあてることによって
中から水分を蒸発させて素早く接着をします。
手研磨や手加工とはまた一味違う、
同じく手で機械を使いこなす職人技です。
*油圧プレス機…油をポンプでシリンダーへ送り
その圧力を利用して加工を行う機械のこと。
脚の研磨
集中しているのが表情にみえる組場の中川さん。
研磨しているのは UNI-Ottoman の脚。
丸い脚は表面を均等に研磨していくのがコツ。
手で撫でて滑らかに仕上げれているか確認します。
1脚4本なので、どっさり。
1本1本丁寧に研磨しております。
6月のワークショップ
開発スタッフが語るデザイナー
「開発担当スタッフが語るデザイナー紹介」
第4弾の紹介です!
今回のデザイナーはINODA+SVEJE イノダ・スバイエです。
早速見たい方はこちらのリンクから↓↓↓
当社ではDC10のような有機的な形状に特徴あるデザイナー。
独特の作り方やパワフルなお二人について書かれています。
製品が生まれる背景や作り手について
興味のある方は是非ご覧下さい。
また、開発担当スタッフとは何ですか?という方は
こちらのブログ記事を合わせてご覧ください。→ブログ記事
30000脚のpepe
先日、村澤一晃さんのpepe arm chairが
記念すべき30000脚に達しました!
今回も村澤さんから30000脚記念特別仕様の
ナンバリングプレートを頂きました。
よくみると「GRAZIE !」の文字が入っています。
イタリア語でありがとうの意味です。
写真撮影させてもらった後は
検品・梱包されてお客様のところへと旅立っていきました。
そしてその背後には次のpepeがズラリと並んでいます。
30000脚はひとつの節目に過ぎません。
2004年にpepeが発表されてから早18年。
沢山の方々に愛されたお陰でここまで来ることができました。
選んでいただいたお客様、パートナーの販売店の皆さま、
製作を共にしてこられたデザイナーやエーランチの方々、
そして作り続けてきた歴代の先輩スタッフ達。
全ての関係者の皆さんに感謝申し上げます。
これからまた10年、そして20年
愛され続ける椅子になれば嬉しいです。
我々スタッフ一同もとても嬉しく思っております。
これからも丁寧な椅子作りを目指して精進いたしますので
どうぞ、末永くよろしくお願いします。