年末年始のお知らせ
今年も1年間お疲れ様でした。
宮崎椅子製作所は本日仕事納めとなります。
年末年始 12月30日~1月4日までの間は
製作・事務・出荷等を含む全ての業務をお休みさせていただきます。
新年の仕事始めは1月5日からとさせていただきます。
それでは皆様、よいお年をお過ごしください。
今年も1年間お疲れ様でした。
宮崎椅子製作所は本日仕事納めとなります。
年末年始 12月30日~1月4日までの間は
製作・事務・出荷等を含む全ての業務をお休みさせていただきます。
新年の仕事始めは1月5日からとさせていただきます。
それでは皆様、よいお年をお過ごしください。
当社でも屈指の人気を誇るNo.42チェア。
その特徴的な肘部分と後脚の接合部を研磨中。
形状に応じて使う機械を使い分けながら、
1脚ずつ職人の手で研磨していきます。
研磨後は、ずっと撫でてていたくなるような滑らかな触り心地です。
製作が進んでいるUUチェア。
組み場に行ってみると、前フレームの組み立て作業が行われていました。
写真のようにまずはハンマーで仮組みから。
前脚、前貫、そして背もたれ部分を組んでいきます。
プレス機械は奥のエアープレス機と手前の油圧プレス機の
二つを交互に使い分けながら作業します。
組長はプレス作業をしながら全体も見ているので大忙しです。
少しのズレも見逃すまいと、常に気を抜けません。
組み立てのスピードが速くて数も多いです。
はみ出した接着のりを拭く作業をする人は手を止める暇がありません。
ちなみに、椅子ごとに組み立てする回数は違います。
今回のUUチェアの場合だと、
前フレームの組み立て、後フレームの組み立て、仕上げ組み、
という具合で組み場作業は3回あります。
(木地場でする上下背もたれの高周波プレスを含むと計5回!)
椅子づくりってものすごい工程が多いです。
皆様も完成品を見ながらどういう風に組まれているか
ぜひ観察してみてはいかがでしょうか?
今年も寒波がやってきて
徳島県でも冷え込む日々が続いております。
普段は曲げ木釜の蒸気を作るためにある焼却炉も
工場内を温める暖房モードに切り替えです。
配管を通して現場を少し温めてくれます。
曲げ場のスタッフはみんなのために
朝早めにきて焼却炉に火を付けてくれます。
曲げ場のMさん、ありがとうございます~!
籐張りのDC10。
1脚1脚、張るのに時間はかかりますが
仕上がった姿は絶品です。
このところ張り場は出荷に追われて大忙し。
張り場3人に加えて他部署からも応援にいっています。
このように当社では部署間での助け合いがよくあります。
今回はpepe仕上げ組みの大まかな流れをご紹介。
まずは、接着部分であるホゾやホゾ穴に
適切な量の接着のりを塗ってハンマーで仮組みをしていきます。
パーツ同士のはめ込み具合に注意が必要です。
次に組み場長がエアープレス機で圧着していきます。
上手く仮組みができてないのに機械で圧着しようとすると
木部が破損してしまう可能性があるのでかなり慎重に作業します。
そうして圧着後にハミ出た接着のりを刷毛で取ります。
この時はなるべく素早くのりを拭き取ることはもちろんのこと
きちんとパーツ同士が組み合わさって圧着されているか、
他に変なところはないか観察する技術が求められます。
それぞれにコツがあって
単純そうに見えて大変難しいです。
本日はUNI-Masterの仕上げ組み。
繊細な接合部に気を使いながら組み進められています。
貫と脚の納まり、肘接合、笠木と脚の接合。
それぞれうまく出来ているか見ながら。
組み立ては常に気を作業です。