PePe記念モデルの製造

PePeが10000脚販売されたのを記念して、限定でローズウッドのモデルを販売します。と前にお伝えしましたが、それの製造が現在進んでいまして、その製造状況を今日は更新します!

 

徳島は木工が盛んでして、海側の津田に木材団地という地域があります。去年くらいから記念モデル用のローズウッドを探し始めて、20年以上木材団地に寝かせてあるというローズウッドを手に入れました。

そして製作がはじまりました。

 

木材団地のあたり。のどかです。

手にいれたローズウッド。こうやってみるとあまり高級な感じに見えないですね。

長さをカットしたところ。断面にローズウッドらしさが感じられます。分厚いのでクロスカットソーという、材料を切る機械に入らないので、一苦労です。どこをどの材料に使うかを木取り場の職人がいろいろ考えて、割っていきます。

部材ごとに木取りが終わりました。それぞれ綺麗に寸法をそろえて角材になってます。このあと、フィンガージョイントを組んだりNCルーターで加工したりします。

これは背もたれの部分です。背もたれは曲げています。曲がり具合も良好なようです。

フレームの方もNCルーターで加工したあと、研磨しました。こうやってみるとウォールナットみたいに見えますが、ワックスを塗るとだいぶ黒っぽくなります。

 

これは、特別に作ったナンバリングプレート。座面の裏側あたりの部材に落とし込む予定です。21脚作りますので、番号が1~21までそれぞれ刻印されています。デザインはPePeのデザイナーである村澤一晃さんです。製造はレーザーを外注でお願いしました。

 

と、いう製作状況でした。これから、座枠の部分を作ったりしていきます。

 

またブログで製作状況を報告します!それではまた!

2 コメント

  1. YANAGITA tokinori :

    ローズウッドも曲げられるのですね。
    僕は曲げて使うものにはまだ挑戦していないので、
    興味津々で見ています。
    製品を作るのにいかに捨てる部分が多いことか。。。
    それ故に出来上がるものは長く使ってもらえるものにしなくてはと僕も思います。

  2. 千葉 :

    こんにちは。コメントありがとうございます。
    背もたれの部材は、曲げることが多いです!!

    最近は社内でもっときつい径の曲げを勉強していたりして、
    まだまだ時間はかかりそうですが、うまくいけば商品開発の幅が広がりそうです。

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