bo chair の思い出
bo chairが、2014年度のグッドデザイン・ベスト100を受賞いたしまいた!
そのことが本日の徳島新聞にも掲載されております。ありがとうございます。
ここで、bo chairの開発についての話を一つ。この椅子は、ウィンザーチェアの流を汲み棒状の部材を立体的に組み上げています。
現在のカタチに至るまでに4、5回ほどの試作を重ねました。試作を作って、ワークショップで改良して、製作用に図面を書き直してまた試作。
bo chiarが今までの開発と少し違ったのは、変更点は図面ではなく椅子に書き込むこと。確か小泉さんの提案だったと…。
試作を重ねるたびに、どこが変わったのか一目瞭然。製作用の図面を書くときも、変更点を忘れない。手書きのスケッチがわかりやすくて、なんだかあたたかい。と、いろいろと発見がありました。複雑な角度の組み合わせが多いウィンザーチェアを製作していくには、この方法が間違いなく合理的だったと今更確信しました。
2012年3月30日
2012年5月25日
2014年10月17日 11:23
Uストで小泉さんのプレゼンテーション見ました。モノづくりの背景が伝わるプレゼンテーションでした。このブログの読者の皆さんにも、ぜひ、見ていただきたい。
http://www.ustream.tv/recorded/53817061
↑タイムライン、1時間10分あたりです。
2014年10月17日 19:15
戊尾数寄夫 様
コメント、U-streamのリンク、ありがとうございます。
ものづくりの背景を知っていただくことは、作り手としては、とてもうれしいことです。
プレゼンでも紹介されていたように、今も2ヶ月に1度のワークショップが続いており、
それを15年続けることの重みを感じています。
2014年10月17日 21:49
小石さま、bo-chairの思い出、懐かしく拝見しました。最近は試作の精度も上がり、図面で表現できない形にもチャレンンジしているので、現物を前に膝を突き合わせて形をつたる方法になりましたね。
Uストでのプレゼンも、待ち時間が長く疲れきった顔をしてお恥ずかしいのですが、宮崎さんにムラサワさんが加わり、小泉が加わり、Aランチが加わり、若いスタッフの力が足されて、今に至っているんですね。
2014年10月18日 17:40
小泉さま
プレゼンテーション、まことにありがとうございました。まかっせっきりでお役に立てませんでしたが、プレゼンを拝見して、心に残る言葉がたくさんありました。また、製品だけではなく、そこで働く人や、働く環境などもひっくるめて考える姿勢に、改めて感服いたしました。ありがとうございます。