サクっと弾丸ミラノレポート2017 その3 ミラノあるある(宮崎椅子的呪い編)

さて、ミラノレポート2017、

第3回目は、一種の呪いの話…。

いままでのミラノレポートを読んでくださっていればご存じの方も多いはず。

 

そうです…。宮崎椅子製作所の展示会チームは、

ミラノで、もしくはミラノに行くまでの道中で、

またはミラノから日本へ帰る道中で、

なにかしら不運に見舞われるのがお決まり…。

ほぼ毎年、必ずと言っていいほど何かが起こります。

 

スーツケースが空港で出てこなかったり…

メンバーの半分以上がひどい風邪(?)に見舞われて高熱で倒れたり…

ほんっとに何かしらのアクシデントが起こらないと終わらない…(涙)。

 

今年は…はたして……?????

 

…あったんですよ、やっぱり。

振り返ればたいしたことないレベルでしたけどね。

前回に引き続き、愚痴になるんですが…聞いてください…。

 

羽田からパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着し、待つこと1時間半。

ミラノのリナーテ空港行の飛行機に乗り込もうと列に並んでいると…。

 

 

ん??? なんやら列の前の方で結構たくさんの人が追い返されている…。

…あかん…。これ、イヤな予感するやつや…。

 

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追い返された人が他の人に話している説明を聞いたところ、

ミラノ行きの便が1つキャンセルになってしまったがゆえに、

それに乗れなかった人たちがこの便に乗ることになり、

よって、この便をもともと予約していた人が乗れない事態に…

ということらしい…。

 

私たちは乗れる! 乗れるはずさ! アハハ!

早くに予約してたもんねぇ! と、

搭乗口のお姉さんにチケットを渡したら…

 

はい! ブ~~~~~!

エラー出ました~~~~~。やっぱり案の定ブザー鳴りました~~~~~。

 

あ…、お姉さん、私のチケット破り捨てた…。

そして、新しいチケットを私に渡して、

「あなたたちは次の便に乗ってね!

で、あっちのサービスカウンターでアコモデーションもらえるから」

…って、説明それだけか~~~~~い!

アコモデーションってなに?

さっきの追い返されてた人の説明に聞き耳立ててなかったら、

全く理由分からずじまいやないか~~~~~い!

 

恐るべし、エール・フ●ンス。

…いや…日本のサービスが素晴らしすぎるってことだね、きっと。

 

まぁ、どこかの航空会社みたいに、搭乗後に力ずくで引きずりおろされるより

よかったかも…(笑えないけど)。

 

私だけでなく、社長と小石もはじき出され、すごすごと3人でサービスカウンターへ。

渡されたアコモデーションの正体は…、

空港内のレストランでつかえますよ、という11ユーロ分のクーポン…。

…まあ、ないよりマシか。

 

というわけで、結局さらに2時間待たないといけなくなったので、

じゃあ、クーポン使おう…と、カフェテリアに行き、

サンドイッチとサラダとミネラルウォーターを持ってレジへ。

価格を見て暗算して、なんとかクーポンでまかなえるな! と思ってたら、

なんと消費税が加算されて、クーポンだけじゃまかなえなかったよ…(涙)。

 

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その後になって、さらに新たな事実が発覚する。

チケット見ながら、空港内のディスプレイでフライトを確認していて気付いたのですが…

 

到着空港、リナーテじゃなくって、マルペンサやないか~い!!!!!

 

…あかん…。これ、さらにイヤな予感するやつや…。

我々のスーツケースは便変更の手続きされずにリナーテに飛んで、

誰もいない荷物受け取り場所のコンベアでグルグル回るパターンちゃうんか…。

 

そう決めてかかっていたバンドゥー。

もしちゃんとスーツケース出てきたら、そのときはエール・フラ●スを褒めてつかわす

と宣言しておりました(何様だよ…)。

 

賭けせずに、宣言しただけでよかった…♪

奇跡的に、マルペンサで我々のスーツケースはちゃんと姿を現したのです!

ほっ。

約束通り、エール・フラン●よ、褒めてつかわす!

 

…というわけで、マルペンサの空港を出ることになったのは現地時間で23時頃。

タクシーを拾ってホテルへ向かい、到着は日付が変わるか変わらないか…。

往路からゲッソリだった宮崎椅子チームです…。

(ホテルに到着したときは、私が日本の自宅を出てから

ちょうど24時間経過した頃だったということです…)

 

ちなみに、マルペンサからのタクシーはすっ飛ばしてくれて、

ハイウェイをほぼ120km/hくらいで走る走る。

でも、そのスピードで走っていても、横をバビューんと追い抜いていく、

もっとツワモノのタクシーもいましたよ。

たぶんあれ、150kmぐらい出てたんじゃ…(汗)。

タクシーに乗るのも、ある意味命がけの気分になるのが、「ミラノあるある」です!

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