サクっと弾丸ミラノレポート2017 その4 ミラノあるある(時間編)
ミラノレポート2017も、もはや数えること4回目。
前回に引き続きの「ミラノあるある」となります!
今回はミラノの一般的(?)な話について、ですが…
またもや…今回も、ちょっと愚痴っぽい話になります(苦笑)。
ミラノでの楽しみの1つは朝ごはん♪
いつも宿泊する常宿から歩いて5分かからないところに、
コーヒーとブリオッシュ(甘いパン)がとってもおいしいバルがあるんです。
1週間滞在したとして、毎朝行っても全然飽きない!
それぐらい美味しいですし、かつ安い!
ブリオッシュ(しかも激ウマ)が1つ1ユーロぐらいで、
カプチーノやラテ・マキアートもだいたい1杯1ユーロ前後…。
コーヒーショップでトールのコーヒー頼んだら500円超えの日本からすると、
きょ…驚愕…。
▲(奥から時計回りに)ラテ・マキアート、ラズベリージャム入りクロワッサン
レアチーズケーキ入りブリオッシュ(今年の新作?)
ここのブリオッシュを一口かじって、
同僚の小石がむちゃくちゃ的確な表現をしていました。
「いやぁ…日本にこの店あったら、
毎朝、超長い行列できてますよね…」
はい。私もそう思います。この値段でこのクオリティだったら!
小麦粉が違うのか、はたまた水なのか…、それとも空気か!?
とにかく、外側のパン生地(皮)がサクサクすぎるんです。
そして中はふんわり&し~っとり。
私はいつもブリオッシュ2個にラテ1杯で我慢(!)してましたが、
たぶんいっぺんに10個ぐらいは食べられる気がします、このブリオッシュ。
もちろんコーヒーは言わずもがな…。ムフ。
…って、ここまで書いて、何を愚痴ることがあるのかって…?
実はね、このお店、店内の表記を私、ちゃんと確認したんですけど、
平日は毎朝7:30オープンって書いてあるんです。
それで、8時半ぐらいにはホテルを出ようって日に、ちょっと余裕もって
朝食済ませたいな、とバルに7時半すぎに行ったら…
シャッターぴったり閉まってる…
え、今日定休日???
いやいや、私はちゃんと昨日、店内の表記を調べたんだ。
平日に休みはなくって、日曜日が休みだったはず!
まぁ…突っ立って待つのも面白くないな、と、その辺をぐるりと散歩して、
15~20分後ぐらいに戻ってみると…
あ、開いてる!
でも…めっちゃ掃除してる!
しかも…
ショーケースにブリオッシュ1個も並んでない…!!!!!(涙)
けれど、お店のお姉さんが
「ブリオッシュ、今ここで用意してるから!
何がいい? クリーム? チョコレート? プレーン?」
と、気を利かせてカウンターの向こうから尋ねてくれました。
「じゃ、チョコレートとクリーム!」とお願いすると、
お皿に湯気がもわもわと立ち上る、
本当に焼きたてアツアツのブリオッシュが目の前に!
これは至福です…!!!
…でも、ほぼこれ、開店するはずの時間から30分後の話なんですけれどね…。
▲毎日10種類ぐらい並んでいるようです。
下から2段に並んでいるのが、焼きたてブリオッシュ(ちょっと暗い写真ですいません)
ちなみに!
その翌日も、やっぱり7時半にはシャッターがぴったり閉まったままで、
前日と同じぐらいの時間帯に、ほぼ同じ会話が繰り返されました(笑)。
ついでにこのミラノあるあるをより証明するために、もう一例。
私がチェックアウトする際に、全部の支払いをすませようと、
朝一番にレセプションに来ることにしました。
前日に社長が「受付8:30~って書いてあるけん、8:20にここ集合にしよ」
と言うので、私は「社長…ミラノ時間だと、8:30オープンってことは、
早くて8:40ですよ。開くのが」と主張したんですが、
「そんなわけないわ~。10分前にはさすがに受付の人も来るだろ」と社長。
ふたを開けてみれば…、
受付の女性は、私の読みどおり、8:40に出社しました!
念のため言っておきますと、そもそも中にいて、受付の窓を開けたのが10分遅れ…
ではなく、受付の女性が職場にやってきたのが10分遅れ、だったんです。
ほらね~。ミラノ時間はちゃんとあるんですって!
というわけで、今日の「ミラノあるある」はいわゆる「ミラノ時間」の話でした。
開店時間=準備始める時間、なのかも。
あ、ちなみに愚痴っぽく聞こえたかもしれませんが、
郷に入れば郷に従え。そんなもんです、イタリアなら。
というわけで、まったくイライラしたりはしてないですよ!
けど、数年前に例外があって、
予約していたとあるレストランに10分程度遅れていったら、
「君たち10分遅れてきたから、入れないよ!」と、言われたことがありましたっけ。
すごい人気の店で、人もいっぱいのところだったからだと思いますが…。
でも、結局どうにか入れてくれましたけれどね。
あれは、ミラノ在住の猪田さんが、「えっ…ミラノなのにそんなこと言うの!?」
と、反対にビックリしてましたっけ。